■局所類体論(岩沢健吉著)
定理7,8,レンマ26そして定理9とその系まで行いました。
(担当 向)
■一般相対性理論を数式で理解する(石井俊全著)
p662§11重力波の方程式に入り弱重力場の条件のもとに計算に都合のよいある偏微分方程式を満たす(軸の変換)座標系を設けそこでの計量テンソルを計算し弱重力場近似の仮定として付け加えて重力場方程式を計算し接続係数,リーマンの曲率テンソル,リッチの曲率テンソル,スカラー曲率を求めアインシュタインテンソルから重力波の方程式を得ました。波動方程式になっていることから重力波が光速度になることがわかります。重力波の存在が近年確認されました。アインシュタインの恐るべき天才と理論に裏づけられた莫大な計算量に圧倒されるばかりでしたが読み終えた達成感は非常に気持ちよいものでした。これで石井俊全著「一般相対性理論を一歩一歩数式で理解する」は終わりで次回からケイ著「テンソル解析」(プレアデス出版)を最初から読んでいくことになります。ふるってのご参加を期待しています。
(担当 榊)